前回「原因があって結果がある」の具体例
納品予定の商品が届かない(原因)とのクレームが発生しました(結果)
に対して
あなたは上司です。
このような時、どのような質問を担当者にしますか?
という質問をしました。
その答えをもとに今回は読み進めてください。
このような場合
上司は担当者に
「なぜクレームが起こったんだ!」
「どうしてクレームが起こる前に対処しなかったんだ!」
などの責める質問をしがちです。
実際よく見る光景なのですが、
実は、この質問では何の解決にもならないのです。
この
なぜ?どうして?
という質問の仕方は過去に戻る質問の仕方なのです。
もちろん業務上過去の検証は必要です。
しかし、結果が起こったときの対処は未来に向けて解決して
いかなければいけないのです。
ということは未来に向けた質問が重要になってきます。
これを図解すると
---○-----○-----○-----○
過去 今 未来
(原因) → (結果) → (解決方法) → 解決
という様に進まねばならないということです。
ではどのような質問をするのか?
未来に向かう質問
それは、
どうしたら?どのようにすれば?
という質問です。
部下が何かの結果を出した時
特にクレームなどの問題を出した時に
どうしてもこの
なぜ?どうして?
という質問で無意識のうちに攻めてるケースを良く見かけます。
これでは中々人はが育たないのです。
そして、どこを向いて仕事をしているのかと逆に問い詰めたくなります。
お客のことを真に考えるなら、身内のあら捜しをしていても何も解決しません。
これからは部下を育て、未来志向の質問が必要なのです。
どうしたら?
今日から使ってみてください。
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